今回の海上自衛隊護衛艦及びヘリコプターが中国海軍フリゲート艦にレーダー照射された事件についてのまとめand私見です。
2013年01月19日1700時頃に中国海軍にレーダー照射されたヘリコプターの母艦はDD-111「おおなみ(JS Oonami)」です。海上自衛隊第2護衛隊群第6護衛隊所属で、定係港を横須賀とする艦です。艦の情報は省略し、今回レーダー照射されたとされるヘリコプターはSH-60K哨戒ヘリコプターです。
SH-60Jに対しレーダー照射した船は江凱型フリゲートとされています。今回の事件とは関連のない兵装・電子装置に関しては省略します。江凱型フリゲートはSH-60Jに対し対空レーダー「フレガートMAE-5(Top Plate-B)3次元対空レーダー」とされ、読んで字の如し、空中の戦闘機やヘリコプターを補足するレーダーです。
この対空レーダーで目標補足後、安全装置を解除し、HQ-7 艦対空ミサイルやHQ-16 VLS(垂直発射装置)発射式艦対空ミサイルで攻撃を開始することが可能です。