2013年1月28日

全校道徳


学校で「全校道徳」というものがありました。以前も記事にしたような気がしますが、今回のテーマは、震災時に津波で流された車からガソリンを抜き取り、そのガソリンを使って暖を取ることに対しての講話でした。
「支持する」か「支持しない」かを問う質問と、警察官ならばこの人々を「逮捕する」か「逮捕しない」かを問う質問がありました。

使用された画像は上記のもので、上の質問に関して、私はそれぞれ「支持しない」「逮捕する」と答えました。

理由として、
・ガソリンには「揮発性」「引火点が-40℃」「帯電しやすい」という性質がある。
→ドラム缶やポリタンクで運ぶのは大変危険である。特にポリタンクに入れて運べば帯電し、ドラム缶以上に危険である。
・上記の行為は刑法第235条に規定された「窃盗」であり、明らかに犯罪行為である。
→逮捕する要件としてお釣りが来る
・緊急避難や可罰的違法性の阻却が「逮捕しない」要件として挙げられることが予想されるが、それを判断するのは裁判所や検察庁の仕事であり、警察官の仕事ではない
→逮捕するべきである

…そういうことがありました、という記録です。
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