日本政府が南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛隊施設部隊の派遣を検討していることについて、同国の政府報道官を務めるマリアル情報相は17日、共同通信の電話取材に「とても良いアイデアで、(派遣されれば)感謝するとともに歓迎する」と述べた。
マリアル情報相は「日本は南スーダンの友達だ」と強調。施設部隊には「道路などのインフラ整備を行ってもらい、南スーダン軍に工事の仕方などを教えてほしい」と期待感を示し、さらに「医療チームの派遣も検討してほしい」と要請した。
民族衝突が続くなど治安が不安定であるため、日本の防衛省内に補給ルートの確保が難しいとの慎重論があることについては「イラクなどのように自爆テロなどは起きたことがない」と話し、治安の確保に自信を示した。(共同)
この記事から伝わってくることは日本が好かれていること。しかし、それにも関わらず「日本(人)が嫌われている」「日本(人)は世界から孤立している」と叫ぶ人や国がいる。
イギリス国営放送(BBC)とメリーランド大学が共同で実施した「あなたはどの国が世界に対し好影響を与えていると思いますか?」という、27カ国の約3万人に対し実施した調査で、最も好影響を与えている、と言われた国が日本とカナダで54%。逆に、日本に対し否定定期感情を抱いたのは中国と韓国。その辺のことを麻生元首相が演説していたので一応貼っておく…。
中国と韓国で反日デモが起きたことは良く報じられるがそれ以外の国で反日デモが起きたことは聞かない…。さすがは中韓だなぁ…。
さて、話を本題に戻して南スーダンから「歓迎」されるというのは非常にありがたい。「要請」ではなく「歓迎」。それだけ期待されているということ。しかも「日本は南スーダンの友達だ」とまで言ってくれている。
アメリカやイギリスと日本が違うのは南スーダンの人々と同じ「有色人種」と言うこと。南スーダンを含めたスーダンはイギリスの植民地だったという。
日本も明治維新の前後にアメリカの植民地化されかけ、戦後実質的な植民地と化した。しかし、その歴史を乗り越え、狭い国土や周りに並ぶ核保有国などのハンデを抱えつつ世界有数の経済大国屁と羽ばたいた。
その歴史を南スーダンの人々は見つめていたのだろう。宗教や思想を超えて「有色人種」という概念でのつながりと発展の歴史があるから日本を歓迎したのだろう。
このことは日本人として永遠に忘れてはならないように思える。いや、忘れてはならない。